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ご挨拶 Greeting

理事長挨拶


東京さつきホスピタル(旧山田病院)は、特定医療法人研精会と社会福祉法人新樹会が共働する子供から高齢者までの心のケアセンターとして、2020年6月にリニューアルしました。次の治療原則7ヶ条を大切にして、多種多様多彩な人と人とが出会い、繋がり、交流を広げて、自分らしい人生を続けられることを目指しています。

  1. 発達障害、適応障害、気分障害、ストレスによる鬱、統合失調症、認知症などなど、心を持つ人間だからこそ、社会の中で生きるからこそ抱える生きづらさを医療、介護、リハビリ、生活・相談・就労支援、様々なプロフェッショナルがリカバリーのプロセスを支えます。
  2. 心の中に嵐が吹き荒れる時、クライシスに陥った時、頭の中が騒がしくなった時、混乱してその人なりにそれを何とかしようともがいている時、そんな時にも起こっている症状ではなく、その元にある不安、恐怖、孤独を治療のターゲットにします。
  3. 人間関係から生まれた病は人との関わりの中で治します。
  4. 固く乾いた畑の土を耕すことで瑞々しく豊かな土が掘り起こされるように、その人の中にある回復の種を大切にしながら、一緒に心を耕してゆきます。
  5. 躓き、傷つき、心折れる子供たち、大人たち、家族たちが希望を取り戻す道を私達は共に歩みます。
  6. 心のうぶ毛を摩耗せず、やわらかい入院導入、やわらかい治療、やわらかい回復を目指します。
  7. 治療者も当事者と同じ一人の人間として対等な治療パートナーであり続けます。
    ロゴである「レン君」「ケイちゃん」は「連繋」を表すシンボルです。人と人、人と地域、人と未来が繋がるよう活動してゆきます。

2020年6月 理事長 山田 多佳子

院長挨拶

63年間、皆様よりご支援ご協力を賜りました山田病院が、2020年6月移転に伴い、東京さつきホスピタルに病院名が変わりました。
前身の山田病院の創始者である山田禎一先生は、「精神や老人の病気は、医療チームと本人とその家族の三者協力体制がなければ診療できない」という信念のもと、昭和32年よりここつつじヶ丘にて精神科医療にあたられました。そして就労支援、社会復帰への取り組みを加速させて、地域密着型精神科医療の先駆けとしてご活躍されました(平成24年名誉都民顕彰)。

東京さつきホスピタルは作業所(創造農園)、地域生活支援センター(希望ヶ丘)を隣接させた医療・福祉複合施設となっております。他に地域に開かれたカフェ (空と大地と)、デイケア(東京さつきホスピタルデイケア)、訪問看護ステーション(ゆい調布)、グループホーム(粋交舎)などを有し、このつつじヶ丘エリアに多くの機能が集中しております。山田禎一先生の「地域で暮らす、地域で支える」という中心コンセプトは受け継がれています。

私は平成11 (1999) 年より当法人に属し、精神科急性期治療、認知症治療、合併症治療、重度慢性精神科医療に従事してまいりました。患者様とそのご家族が安心してすごせる地域医療を目指し、ここつつじヶ丘にて山田禎一先生・研精会の理念を形にする一助を担う所存でございます。

2020年6月 院長 藤枝 誠

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